ペテガリ岳は北海道日高郡新ひだか町と広尾郡大樹町の境にある標高1,736mの山で、日本二百名山のひとつです。
日高山脈の最深部にそびえ、「遥かなる山」と呼ばれる二百名山屈指の難関で、沢歩きとやせ尾根を越えてたどり着く奥深い稜線と大展望が魅力です。浦河側の神威山荘を起点にペテガリ山荘を経て西尾根を登るのが現在の登路で、沢の渡渉や藪が続く2泊3日の上級者限定ルートです。
登山口へ向かう公共交通はなく、浦河までバス、その先はマイカーかタクシー(ハイヤー)が基本です。浦河町から元浦川林道を経て神威山荘へアクセスします。
登山口は神威(かもい)山荘(浦河町・無人の避難小屋)です。代表ルートは神威山荘 → ニシュオマナイ川の渡渉・沢歩き → 尾根越え → ペテガリ山荘(泊) → 西尾根 → ペテガリ岳の往復で、行程は2泊3日。沢の渡渉・刈り分け道・藪が続き、明瞭な道が少ないためGPSと地図が必須の最難関級です。
静内側の道道111号(静内中札内線)は落石で永久に通行禁止(徒歩も不可)のため、現在は浦河側からのみ入山できます。神威山荘へ続く元浦川林道は未舗装で6月〜9月のみ開放(豪雨で閉鎖されることあり)。一帯はヒグマの生息地です。登山適期は6月〜9月で、最新の林道・登山道の状況は必ず事前に確認してください。
*情報最終確認日:2026年06月06日
登山口へのアクセス方法
1.【行き・帰り】浦河 → 元浦川林道 → 神威山荘(登山口)
最寄りの町は浦河町です。登山口へ向かう公共交通はなく、車でのアクセスのみになります。
① 浦河までの公共交通
JR日高線(鵡川〜様似)は2021年に鉄道が廃止され、現在は道南バスの日高地域広域公共バスで浦河・様似方面へアクセスします。札幌からは高速ペガサス号も利用できます。
② 浦河 → 神威山荘(マイカー・タクシー)
浦河町からはマイカーかタクシー(ハイヤー)で、国道235号の荻伏から道道384号・道道348号を経て元浦川林道(未舗装・6月〜9月開放)を約37km北上し神威山荘へ。静内側の道道111号は落石で永久通行禁止です。林道は携帯電話が通じにくく豪雨で閉鎖されることもあるため、事前予約・最新確認が必須です。
― ロータス甲谷商会(浦河) 0146-28-1016
― 東栄澤谷オートサービス(浦河) 0146-25-2221
問い合わせ:林道・登山道の最新情報は日高南部森林管理署(0146-42-1615)で確認できます。
参考:[新ひだか町 ペテガリ岳登山情報] / [北海道森林管理局 登山情報]
登山コースと安全上の注意
コース:神威山荘 → ニシュオマナイ川(渡渉・沢歩き) → 尾根越え → ペテガリ山荘 → 西尾根 → ペテガリ岳(1,736m)。行程は2泊3日、日高山脈を代表する最難関級の上級ルートです。長大な西尾根を登り切ると、日高の主稜線の大展望が広がります。
渡渉・藪・道迷いの注意:ニシュオマナイ川の渡渉は増水時に危険で、刈り分け道や藪で明瞭な道が少なく道迷いしやすいため、地図とGPSが必須です。雨後は特に慎重に行動してください。
ヒグマ・無人小屋の注意:一帯はヒグマの生息地です。クマ鈴・食料管理を徹底してください。神威山荘・ペテガリ山荘は無人の避難小屋で、寝具・水・食料は自分で用意します。
季節・装備:登山適期は林道が開く6月〜9月です。沢装備・雨具・防寒着・ヘッドランプ・地図/GPS・予備の食料を必ず携行してください。
緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)。
・浦河警察署 0146-22-0110
Photo by Highten31 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0



コメント