帝釈山は福島県南会津郡南会津町・桧枝岐村と栃木県日光市の境にある標高2,060mの山で、日本二百名山のひとつです。
尾瀬の北に位置し、稜線続きの田代山(たしろやま)の山頂に広がる湿原と、馬坂峠から手軽に登れる大展望が魅力です。希少なオサバグサの群生地としても知られ、馬坂峠から帝釈山・田代山を巡る日帰り周回が代表的です。
登山口の馬坂峠へ向かう公共交通はなく、最寄り駅からタクシーかマイカーが基本です。最寄りは会津鉄道・野岩鉄道の会津高原尾瀬口駅。会津高原尾瀬口駅からタクシーで馬坂峠の登山口へアクセスします。
登山口は馬坂峠(まさかとうげ・標高約1,790m)です。代表コースは馬坂峠 → 帝釈山 → 田代山(湿原) → 馬坂峠の周回で、標準コースタイムは約5〜6時間。馬坂峠から帝釈山までは約50分と短く、初級〜中級です。帝釈山から田代山にかけては樹林とぬかるみの多い道で、田代山の山頂部は木道の敷かれた広大な湿原になっています。
馬坂峠には簡易トイレと約20台の駐車場があり、登山口の拠点になります(山開き期間のみトイレ利用可)。登山適期は残雪明けの6月上旬〜10月上旬。6月のオサバグサ、7月のニッコウキスゲなど花の時期が人気です。馬坂峠へ続く馬坂林道は未舗装の砂利道で、最新の通行状況は必ず事前に確認してください。
*情報最終確認日:2026年06月06日
登山口へのアクセス方法
1.【行き・帰り】会津高原尾瀬口駅 → 馬坂峠(登山口)
会津鉄道・野岩鉄道の会津高原尾瀬口駅が拠点です。馬坂峠の登山口へ向かう路線バスはなく、タクシーかマイカーが基本です。
馬坂峠までは会津高原尾瀬口駅からタクシーで約2時間・約25,000円(桧枝岐村経由・馬坂林道は未舗装の砂利道)。距離が長いため料金は割高です。馬坂峠周辺は携帯電話が通じないため、行き帰りとも事前予約が必須です。周回約5〜6時間の行程なので、下山予定時刻に余裕をもって迎えを手配してください。
– 会津交通 田島営業所(タクシー) 0241-62-1243
料金を抑える場合は前泊が現実的です。会津高原尾瀬口駅から会津バス「桧枝岐方面」(運行期間:例年5月上旬〜10月末)で桧枝岐温泉へ入り(会津高原尾瀬口駅前発 9:40・10:40・12:35・14:10ごろ/所要約68分)、桧枝岐に前泊して翌朝タクシーで馬坂峠(林道約15km)へ向かう方法です。桧枝岐の宿に送迎やタクシー手配を相談できる場合があります。
林道・問い合わせ:馬坂林道や登山道の通行止め情報は桧枝岐村観光協会(0241-75-2432)で事前に確認してください。マイカーの場合は馬坂峠に駐車場(約20台)があります。
参考:[会津バス 路線バス時刻表] / [ふくしま尾瀬 田代山・帝釈山コース]
登山コースと安全上の注意
コース:馬坂峠 → 帝釈山(2,060m) → 馬坂峠 → 田代山(1,926m・湿原) → 馬坂峠の往復・周回。標準コースタイムは約5〜6時間です。馬坂峠から帝釈山までは約0.9km・約50分と短く、山頂からは尾瀬の燧ヶ岳や会津の山々が見渡せます。田代山の山頂部は木道が一方通行で敷かれた広大な湿原で、高山植物の宝庫です。
ぬかるみ・木道の注意:帝釈山〜田代山間は樹林帯のぬかるみと木の根が多く滑りやすい道です。田代山湿原の木道は雨後に滑りやすく、湿原保護のため木道から外れないでください。
林道・アクセスの注意:馬坂峠へ続く馬坂林道は未舗装の砂利道で、大雨後や残雪期は通行止めになることがあります。当日だけでなく数日前からの天候と林道状況を確認してください。馬坂峠周辺は携帯電話が通じません。
装備・季節:登山適期は6月上旬〜10月上旬。水・行動食・雨具・防寒着・ヘッドランプ・地図/GPSを携行してください。
緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)。
・桧枝岐村役場 0241-75-2311
Photo by Qwert1234 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0



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