夕張岳は北海道夕張市・南富良野町にまたがる標高1,668mの山で、日本二百名山のひとつです。
蛇紋岩地帯に育つ固有の高山植物で知られる「花の名山」で、ユウバリコザクラなど夕張岳でしか見られない固有種が咲くお花畑が魅力です。大夕張(鹿島)側の冷水コースは往復約8時間30分・標高差約1,260mの中級ルートで、前岳湿原のお花畑は7月が最盛期です。
登山口は夕張岳ヒュッテ。登山口へは公共交通がなく、レンタカー利用が前提です。
登山口は夕張岳ヒュッテ(無料・無人・トイレあり)です。コースは夕張岳ヒュッテ→冷水の沢→望岳台→前岳湿原→吹き通し→夕張岳で、標準コースタイムは往復約8時間30分、距離約14km、中級。序盤は樹林帯、望岳台から芦別岳方面の展望が開け、前岳湿原では木道沿いに固有種が咲きます。蛇紋岩は滑りやすく、吹き通しは強風の通り道のため天候に注意が必要です。
前岳湿原では固有種保護のため木道から外れないでください。ヒグマの生息地のため熊鈴等を携行し、天候の急変に備えましょう。適期は6月下旬〜9月下旬です。
登山口へのアクセス方法
1.【行き・帰り】新夕張駅 → 夕張岳ヒュッテ(夕張岳登山口)
最寄りの拠点は新夕張駅(JR石勝線)です(夕張支線の夕張駅は2019年に廃止されました)。新夕張駅から登山口へは路線バスがなく、レンタカーでのアクセスが基本です。夕張市街から国道452号を経て鹿島林道に入り、夕張岳ヒュッテまで車で約1時間30分です。
登山口へ通じる鹿島林道は例年6月下旬のヒュッテ開きから9月下旬まで季節開通で、過去に崩落で通行止めとなった履歴があります。幅員が狭く落石・倒木の恐れがあるため、入山前に必ず開通状況を確認してください。
– 夕張岳の自然を守る会 / 空知森林管理署(林道状況) 0126-22-1940
参考:[夕張岳登山情報(夕張岳の自然を守る会)]
登山コースと安全上の注意
コース:夕張岳ヒュッテ → 冷水の沢 → 望岳台 → 前岳湿原 → 吹き通し → 夕張岳。標準コースタイムは往復約8時間30分、距離約14km、標高差約1,260mの中級です。下りは馬の背コースを使う周回も可能です。
花と湿原:蛇紋岩がつくる前岳湿原はユウバリコザクラ・ユウバリソウなどの固有種の宝庫で、7月が最盛期です。固有種保護のため木道から外れないでください。
岩・強風:蛇紋岩は濡れると滑りやすく、吹き通しは風の通り道で強風になりやすい区間です。天候急変時は無理せず引き返してください。
ヒグマ・装備:ヒグマの生息地のため熊鈴等を携行し、単独行は避けましょう。水は冷水の沢、トイレは夕張岳ヒュッテにあります。ヒュッテ泊は寝袋を持参します。
季節・緊急時:適期は6月下旬〜9月下旬。雨具・防寒着・地図・コンパス(GPS)を準備し登山届を提出しましょう。遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)。
・夕張市役所 0123-52-3131
Photo by Alpsdake / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0



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