カムイエクウチカウシ山は北海道新ひだか町・中札内村にまたがる標高1,979mの山で、日本二百名山のひとつです。
「カムエク」の愛称で知られる日高山脈の奥深くにそびえる孤高の秀峰で、八ノ沢カールの氷河地形と山頂からの大展望が魅力です。沢の遡行・渡渉・藪漕ぎ・岩稜が連続する総合力が求められる、二百名山でも最難関クラスの上級ルートです。
登山口は札内川ヒュッテ。公共交通はなく、レンタカー利用と数日がかりの計画が前提です。
登山口は札内川ヒュッテ(無料・トイレあり)です。コースは札内川ヒュッテ→(林道徒歩)七ノ沢出合→八ノ沢出合→八ノ沢カール→カムイエクウチカウシ山で、標準コースタイムは往復約18時間、2泊3日以上が必要な上級。ヒュッテ前のゲートから先は車両通行止めで、七ノ沢出合までは長い林道歩き、その先は札内川の渡渉を繰り返す沢遡行になります。八ノ沢出合がベースキャンプ(テント場)です。
ここは三百名山でも屈指の難度で、十分な経験と装備を備えたパーティでのみ挑む山です。ヒグマの生息密度が国内最高クラスで過去に死亡事故もあり、フードコンテナ必携・単独行は厳禁です。増水時は沢が渡れず孤立する危険があります。入山前に中札内村へ届け出てください。適期は7月上旬〜9月下旬です。
登山口へのアクセス方法
1.【行き・帰り】中札内村 → 札内川ヒュッテ(カムイエクウチカウシ山登山口)
最寄りの拠点は中札内村です。JR根室本線の帯広駅方面から、中札内村を経て道道111号(静内中札内線)を札内川ダム沿いに進み、登山口の札内川ヒュッテへはレンタカーで向かいます。
登山口まで路線バスはなく、レンタカーでのアクセスが基本です。札内川ヒュッテ前のゲートから先は車両通行止めで、ここから先は徒歩になります。長い林道歩きと沢遡行が続くため、日帰りはできず、八ノ沢出合などでテント泊する2泊3日以上の登山計画が必要です。入山には事前に中札内村への届け出が必要です。
– 中札内村役場(入山届・林道状況) 0155-67-2311
参考:[中札内村] / [カムイエクウチカウシ山 登山情報]
登山コースと安全上の注意
コース:札内川ヒュッテ → 七ノ沢出合 → 八ノ沢出合 → 八ノ沢カール → カムイエクウチカウシ山。標準コースタイムは往復約18時間、距離約24km、標高差約1,830mの上級で、2泊3日以上が標準です。八ノ沢カールは美しい氷河地形で、山頂への最後は急峻な岩稜です。
沢遡行・渡渉:七ノ沢出合から先は札内川の渡渉を繰り返す沢遡行で、藪漕ぎや岩場登攀の総合力が必要です。増水時は沢が通行不可となり孤立する危険があるため、天候と水位に細心の注意を払ってください。
ヒグマ:国内最高クラスのヒグマ生息密度で、過去に死亡事故も起きています。フードコンテナを必携し、単独行は厳禁、経験豊富なパーティで行動してください。山中は携帯トイレを持参します。
装備・季節:適期は7月上旬〜9月下旬。沢装備・テント・防寒着・地図・コンパス(GPS)を準備し、入山届を提出しましょう。水は沢水です。
緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)。
・中札内村役場 0155-67-2311
Photo by Highten31 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0



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