釈迦ヶ岳は奈良県吉野郡十津川村と下北山村の境にある標高1,800mの山で、日本二百名山のひとつです。
大峰山脈の南部に位置する修験道の名峰で、山頂に立つ釈迦如来の銅像と、大峰の主稜線や台高山脈まで見渡す大展望が魅力です。西側の太尾(ふとお)登山口からは標高差約500mと比較的登りやすく、太尾登山口から釈迦ヶ岳を往復する日帰りが代表的です。
登山口へ向かう公共交通はなく、最寄り駅からバスとタクシーを乗り継ぐ前泊型が基本です。最寄りはJR和歌山線の五条駅。五条駅から奈良交通バスで旭橋へ、旭橋からタクシーで太尾登山口へアクセスします。
登山口は太尾登山口(標高約1,300m)です。代表コースは太尾登山口 → 古田の森 → 千丈平 → 釈迦ヶ岳の往復で、標準コースタイムは約5時間・標高差約500mの中級。開けた尾根道で展望がよく、5月下旬のシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の時期がとくに人気です。
太尾登山口には約10台の駐車場とトイレがあり、登山口の拠点になります。千丈平には「かくし水」と呼ばれる水場があります。登山適期は5月〜10月。山頂直下の岩場や、深仙(しんせん)方面の稜線は切れ落ちた箇所があるので注意してください。太尾登山口へ続く林道(もみじ街道)は狭く、最新の通行状況は必ず事前に確認してください。
*情報最終確認日:2026年06月06日
登山口へのアクセス方法
1.【行き・帰り】五条駅 → 旭橋 → 太尾登山口
JR和歌山線の五条駅が拠点です。太尾登山口へ向かう路線バスはなく、最寄りの旭橋バス停からはタクシーかマイカーが基本です。
① 五条駅 → 旭橋(奈良交通・八木新宮線)
日本一長い路線バスとして知られる奈良交通「八木新宮特急」(五條〜十津川温泉間を運行)に乗車し、旭橋下車。所要約1時間30分です。
― 五条駅 発 10:31 → 旭橋 着 11:59
― 五条駅 発 13:06 → 旭橋 着 14:34
― 五条駅 発 15:06 → 旭橋 着 16:34
帰りの旭橋発(五条方面)は 8:17・9:30・11:30・13:43 ごろです(令和6年10月改正)。
② 旭橋 → 太尾登山口(タクシー)
旭橋から太尾登山口までは「もみじ街道」経由でタクシー約40分。林道が狭く長いため、行き帰りとも事前予約が必須です。
― 千石タクシー 0747-52-2555(フリーダイヤル 0120-84-1986)
バスの時刻では日帰り往復が難しいため、五条や十津川での前泊が現実的です。前泊して早朝にタクシーで太尾登山口へ向かうか、五条駅からタクシーで直行する方法もあります。マイカーの場合は太尾登山口に駐車場(約10台)があります。
参考:[奈良交通 八木新宮特急バス] / [千石タクシー]
登山コースと安全上の注意
コース:太尾登山口 → 古田の森 → 千丈平 → 釈迦ヶ岳(1,800m)の往復。標準コースタイムは約5時間・標高差約500mです。山頂には1924年に安置された釈迦如来の銅像が立ち、大峰の主稜線や台高山脈の大展望が広がります。
岩場・痩せ尾根の注意:山頂直下や、深仙・大日岳方面へ縦走する場合の稜線は切れ落ちた岩場や痩せ尾根があります。雨天やガスの日は滑落・道迷いの危険が高まるため、無理をせず引き返す判断も大切です。
林道・アクセスの注意:太尾登山口へ続く林道(もみじ街道)は狭く落石もあり、大雨後や冬期は通行止めになることがあります。当日だけでなく数日前からの天候と林道状況を確認してください。
水・装備・季節:千丈平の「かくし水」のほか確実な水場は少ないため、水は多めに携行してください。登山適期は5月〜10月。雨具・防寒着・ヘッドランプ・地図/GPSを忘れずに。
緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)。
・十津川村役場 0746-62-0001
Photo by Koda6029 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0



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