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真砂岳

体力度 7 · 健脚時刻表確認 2026/06/14
真砂岳
🚃 公共交通で行ける · 上級 · 健脚・経験者向け
上級
体力度7/10
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう 季節限定アクセス
玄関駅 立山駅  →  登山口 室堂
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

真砂岳(まさごだけ、標高2,861m)は富山県の立山連峰にあり、立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)と別山を結ぶ主稜線上にそびえる日本百高山のひとつ。
名のとおり花崗岩の砂礫(真砂)に覆われたなだらかな山頂で、立山三山の縦走路の中央に位置し、雄山・大汝山から剱岳・別山・後立山連峰までの大展望が広がる東面には日本有数の規模をもつ内蔵助雪渓と内蔵助カールがあり、山頂直下に内蔵助山荘が立つ登山口は立山黒部アルペンルートの室堂(標高2,450m)で、室堂までは公共交通機関だけで上がれる。

富山地方鉄道・立山駅から立山ケーブルカー(約7分)で美女平へ、立山高原バス(約50分)に乗り継いで室堂ターミナル(標高2,450m)へ最短は室堂から雷鳥沢を経て「大走り」を登り真砂岳に立つルートで片道約3時間、雄山・大汝山・富士ノ折立を越えて真砂岳へ至る「立山三山縦走」も人気で、室堂を起点に日帰り(約6〜8時間)または山小屋1泊で歩く。
真砂岳直下には内蔵助山荘、別山乗越には剱御前小舎があり、縦走・宿泊の拠点になる。適期は残雪が消える7月中旬〜10月上旬で、それ以前は雷鳥坂・大走りや内蔵助雪渓まわりに雪が残りアイゼン・ピッケルが必要。室堂(2,450m)から一気に標高を上げるため高山病にも注意する。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口までのアクセス

  1. 【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂(登山口)
  2. 【帰り】室堂(登山口) → 美女平 → 立山駅

1.【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂(登山口)

登山口の室堂(標高2,450m)へは、富山地方鉄道・立山駅から立山ケーブルカー(約7分)で美女平へ上がり、立山高原バス(約50分)に乗り継ぐ。ケーブルカーと高原バスは乗り継ぎダイヤで運行される。立山黒部アルペンルートは通年マイカー乗り入れ不可で、室堂まではこの交通機関が唯一のアクセス(2026年の運行期間は4月15日〜11月30日、室堂までの通常ダイヤは4月15日〜11月3日)。運賃は立山駅〜室堂が片道4,090円(ケーブルカー1,090円+高原バス3,000円)。

バス時刻表①:立山駅 → 美女平 → 室堂(立山ケーブルカー+立山高原バス・往路)

2026年4月15日〜11月3日の通常ダイヤ。美女平で乗り継ぎ。所要 立山駅〜室堂 約1時間10分。▼印=特定運行日のみ(4/15〜5/15, 7/18-19, 8/11〜15, 9/19〜22, 10/10-11)。最新は公式で確認。
立山駅 発(ケーブル)美女平 着美女平 発(高原バス)室堂 着
▼6:406:47▼7:007:50
7:207:277:408:30
8:008:078:209:10
8:408:479:009:50
9:209:279:4010:30
10:0010:0710:2011:10
10:4010:4711:0011:50
11:4011:4712:0012:50
13:0013:0713:2014:10
15:00(最終)15:0715:2016:10

始発(立山駅6:40発・室堂7:50着)に乗れば、大走り経由の最短ルートで日帰り往復も可能。室堂は人気が高く、夏山シーズンや紅葉期は始発の乗車券が早朝に売り切れることがあるため、前日までのきっぷ事前予約(WEBチケット)を利用すると確実。

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

2.【帰り】室堂(登山口) → 美女平 → 立山駅

下山後は室堂ターミナルから立山高原バス(約50分)で美女平へ下り、立山ケーブルカー(約7分)に乗り継いで立山駅へ戻る。運賃は片道4,090円。室堂発の最終便は時期により変動するため、稜線からの下りに時間がかかることを見込み、余裕を持って最終便に間に合わせる

バス時刻表②:室堂 → 美女平 → 立山駅(立山高原バス+立山ケーブルカー・復路)

2026年4月15日〜11月3日の通常ダイヤ。美女平で乗り継ぎ。所要 室堂〜立山駅 約1時間10分。◆印=特定運行日のみ(4/15〜5/15, 7/18-19, 8/11〜15, 9/19〜22, 10/10-11)。最新は公式で確認。
室堂 発(高原バス)美女平 着美女平 発(ケーブル)立山駅 着
8:10(始発)9:009:109:17
9:2010:1010:2010:27
10:4011:3011:4011:47
12:0012:5013:0013:07
13:4014:3014:4014:47
15:0015:5016:0016:07
16:2017:1017:2017:27
◆17:00◆17:50◆18:0018:07

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

真砂岳の登山ルートとコースタイム

ルート①:大走りルート(最短・往復)
室堂ターミナル(2,450m) → みくりが池 → 雷鳥沢キャンプ場(2,280m/約1時間) → 大走りの登り → 真砂岳(2,861m)。登り片道の合計は約3時間。雷鳥沢へいったん下ってから「大走り」のザレた急登を登り返して主稜線の真砂岳に出る行程で、立山三山の中では比較的短く真砂岳だけを往復できる。下りは往路を戻る。

ルート②:立山三山縦走(雄山・大汝山経由)
室堂 → 一ノ越(約1時間) → 雄山(3,003m/約1時間) → 大汝山(3,015m・立山連峰最高点) → 富士ノ折立 → 真砂岳(2,861m) → 別山(2,880m) → 別山乗越 → 雷鳥坂 → 雷鳥沢 → 室堂。1周の総コースタイムは約6〜8時間で、健脚なら日帰り、ゆとりを持つなら内蔵助山荘・剱御前小舎か室堂周辺の山小屋で1泊する。立山三山をすべて踏める王道ルートで、雄山〜富士ノ折立は岩稜帯の歩きとなる。時計回り(雄山先)・反時計回り(別山先)のどちらでも歩ける。

山小屋・宿泊

内蔵助山荘(くらのすけさんそう・真砂岳の東 2,760m):真砂岳に最も近い稜線の山小屋で、立山三山縦走や内蔵助雪渓・内蔵助カールの拠点。完全予約制で1泊2食13,200円、営業は概ね7月中旬〜9月下旬(連絡所℡076-482-1518)。

剱御前小舎(つるぎごぜんごや・別山乗越 2,750m):真砂岳から別山を越えた先、雷鳥坂ルート・剱岳方面・立山三山縦走の交差点に立つ。電話予約制(℡080-8694-5076)。2026年の営業は4月28日〜10月17日。1泊2食14,000円/素泊まり11,000円(4〜6月は各+1,500円)。

室堂周辺の拠点:みくりが池温泉・雷鳥荘・雷鳥沢ヒュッテなどの山小屋と雷鳥沢キャンプ場があり、室堂を起点にした前泊・後泊やテント泊の拠点になる。いずれも公式サイトで予約・営業期間を確認する。

危険箇所・装備・適期

難易度:真砂岳そのものには鎖場やハシゴはなく、立山連峰のなかでは比較的登りやすいなだらかな山。ただし全行程が森林限界より上の高所のため油断は禁物で、立山三山縦走の雄山〜富士ノ折立は岩稜帯となる。

大走り:雷鳥沢から主稜線へ突き上げるザレ・浮石の多い急登で、下りでの転倒・落石に注意。残雪期は雪渓が残る。

内蔵助雪渓:真砂岳東面の内蔵助カールには日本有数の規模の万年雪(氷河)があり、雪渓を横断・下降する場合は滑落・クレバスに注意。一般には主稜線の夏道を歩く。

稜線の気象:主稜線は強風・落雷・急なガスにさらされる。ガス時はルートを見失いやすいので地図・コンパス(GPS)を携行し、雷の予兆があれば稜線を避ける。

残雪:6月〜7月上旬は雷鳥坂・大走りや稜線直下に雪渓が残り、軽アイゼン・ピッケルが必要。雪の状況は剱御前小舎・内蔵助山荘や室堂のターミナルで確認する。

高山病:室堂(2,450m)からほとんど標高を稼いだ状態で2,861mへ登るため、高山病に注意。こまめな水分補給とペース配分を心がける。

適期・装備:適期は7月中旬〜10月上旬。高山植物は7〜8月、紅葉は9月下旬〜10月上旬が見頃。雨具・防寒着・帽子・手袋・ヘッドランプ・行動食を必ず携行する(夏でも稜線は冷え込む)。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)へ。富山県警察山岳警備隊が立山・剱岳エリアを担当する。入山届(登山届)を必ず提出し、室堂や山小屋で最新の登山道・気象情報を確認する。

Photo by Alpsdake / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

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