目次

広河内岳

時刻表確認 2026/06/14
広河内岳
🚃 公共交通で行ける
体力度未整備
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう
玄関駅 身延駅  →  登山口 奈良田第一発電所
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

広河内岳(ひろこうちだけ、標高2895m)は山梨県と静岡県の境にそびえる南アルプス・白峰南嶺の最高峰で、日本百高山のひとつ。
農鳥岳から大門沢下降点を経て南へ続く白峰南嶺の起点に立つ高峰で、大門沢下降点のすぐ南に位置するため、奈良田から大門沢を登れば比較的踏みやすい。山頂からは間ノ岳・塩見岳・富士山の大展望が広がる一般的なのは奈良田・大門沢から大門沢小屋に1泊し、大門沢下降点から山頂を往復する1泊2日のルート笹山・大籠岳をたどる白峰南嶺の縦走でも踏める
玄関口は奈良田。身延線の身延駅からはやかわ乗合バスで奈良田に入れ、公共交通でアプローチできる

登山口は奈良田第一発電所(大門沢登山道入口・標高約840m)で、奈良田温泉からは徒歩約30分代表ルートは 奈良田第一発電所 → 大門沢登山道入口 → 大門沢小屋(泊) → 大門沢下降点 → 広河内岳で、初日は大門沢小屋まで約4〜5時間、翌日に大門沢下降点を経て山頂を往復する大門沢は徒渉や丸木橋、長い急登が続き、下降点から上は森林限界上の岩稜帯になる
稜線への中継拠点となる大門沢小屋は2026年は7月1日〜10月14日の営業(電話予約制)。適期は小屋が営業する7月〜10月中旬で、それ以外は積雪・凍結のため一般登山には適さない。最新の登山道・小屋・バスの状況は必ず事前に確認する。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口までのアクセス

  1. 【行き】身延駅 → 奈良田 → 奈良田第一発電所(はやかわ乗合バス)
  2. 【帰り】奈良田 → 身延駅(はやかわ乗合バス)

1.【行き】身延駅 → 奈良田 → 奈良田第一発電所(はやかわ乗合バス)

JR身延線の身延駅が拠点で、早川町の運行する「はやかわ乗合バス」で奈良田温泉へ向かう。事前予約制(乗車前日19:00までに予約)で、登山用ザックなど大きな荷物は別途200円かかる。

バス時刻表①:身延駅 → 奈良田温泉(はやかわ乗合バス)

所要約1時間30分・事前予約制。奈良田温泉着は発から約1時間30分後の目安。運行日・最新時刻は早川町公式で要確認。
身延駅 発奈良田温泉 着(約)
7:54約9:24
12:14約13:44
14:34約16:04
17:34約19:04

奈良田 → 奈良田第一発電所(登山口):奈良田温泉から大門沢登山道入口のある奈良田第一発電所までは徒歩約30分。夏山シーズン(2026年は6月26日〜11月3日)は奈良田〜広河原間の南アルプス林道バスも運行し、第一発電所付近で乗降できる(利用者協力金1人片道300円)。前泊して早朝に登り始めるのが安全。
問い合わせ:バス・林道の最新情報は早川町役場(0556-45-2511)で確認できる。

参考:[早川町 公共交通(はやかわ乗合バス)] / [大門沢小屋]

2.【帰り】奈良田 → 身延駅(はやかわ乗合バス)

下山後は奈良田第一発電所から奈良田温泉へ戻り(徒歩約30分または林道バス)、はやかわ乗合バスで身延駅へ向かう。こちらも事前予約制で、下山日に間に合う便を前日までに予約しておく。

バス時刻表②:奈良田温泉 → 身延駅(はやかわ乗合バス)

所要約1時間30分・事前予約制。身延駅着は発から約1時間30分後の目安。運行日・最新時刻は早川町公式で要確認。
奈良田温泉 発身延駅 着(約)
6:35約8:05
9:50約11:20
13:50約15:20
15:55約17:25

参考:[早川町 公共交通(はやかわ乗合バス)] / [大門沢小屋]

広河内岳の登山ルートとコースタイム

ルート①:大門沢ルート(最短・1泊2日)
奈良田第一発電所(840m) → 大門沢登山道入口 → 大門沢小屋(約1765m・約4〜5時間/泊) → 大門沢下降点(約2時間30分〜3時間) → 広河内岳(2895m・約30〜40分)。下山は往路を戻る。広河内岳は大門沢下降点のすぐ南にあり、農鳥岳方面(北)と分けて山頂を往復できる。大門沢は徒渉・丸木橋・長い急登が続く体力勝負の道で、初日に大門沢小屋へ入り、翌朝に下降点を経て山頂へ立つ行程が一般的。下降点から上は森林限界上の岩稜・ハイマツ帯で、間ノ岳・塩見岳・富士山の大展望が広がる。

ルート②:白峰南嶺の縦走
奈良田から笹山ダイレクト尾根で笹山(黒河内岳)に登り、白河内岳(2813m)・大籠岳(2767m)をたどって広河内岳に至る縦走でも踏める。稜線上に小屋はなくテント泊が基本の上級ルートで、広河内岳から大門沢下降点を経て大門沢へ下る周回が組める。農鳥岳(3026m)まで足を延ばし、白峰三山方面へ縦走する起点にもなる。

山小屋・宿泊

大門沢小屋(大門沢ルート上・標高約1765m):広河内岳の登降で前泊・後泊の拠点となる山小屋で、2026年の営業は7月1日〜10月14日。電話予約制(℡090-7635-4244・受付9:30〜17:00)。チェックインは14:00〜16:00。飲み水は小屋で購入できる。大門沢の長い登り・下りを小屋で分けることで、無理のない日程が組める。

稜線上の小屋:大門沢下降点から広河内岳・白峰南嶺の稜線上には山小屋がない。縦走でテント泊する場合は適地が限られ、水も担ぎ上げる必要がある。

奈良田温泉:登山口の奈良田には宿泊施設があり、前泊・後泊の拠点になる。いずれも公式サイト・電話で予約・営業期間を確認する。

危険箇所・装備・適期

難易度:広河内岳は標高差が大きく日帰りは難しい上級ルート。大門沢の急登+3000m近い稜線歩きで、大門沢小屋泊を前提とした体力・経験を要する。

大門沢の徒渉・急登:大門沢は徒渉や丸木橋、長い急登が続く体力勝負の道。増水時は徒渉が危険になるため、雨後は特に注意する。

稜線の気象:大門沢下降点から上の稜線は落雷・強風・低体温症の危険が高く、エスケープも難しい。ガス時はルートを見失いやすいので、地形図・コンパス(GPS)を携行し、悪天の予兆があれば無理に進まない。

残雪:適期前後(6月や10月下旬以降)は稜線や大門沢上部に雪が残り、軽アイゼン・ピッケルが必要になることがある。雪の状況は大門沢小屋で確認する。

適期・装備:適期は大門沢小屋が営業する7月〜10月中旬。雨具・防寒着・ヘッドランプ・十分な水と行動食を携行し、登山計画書を必ず提出する。縦走でテント泊する場合は幕営装備と多めの水を用意する。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防・救助)へ。
・南アルプス警察署 055-282-0110 / 早川町役場 0556-45-2511

Photo by Σ64 / Wikimedia Commons, CC BY 3.0

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