目次

剣御前

時刻表確認 2026/06/14
剣御前
🚃 公共交通で行ける
体力度未整備
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう 季節限定アクセス
玄関駅 立山駅  →  登山口 室堂
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

剣御前(つるぎごぜん、標高2,777m)は富山県立山町に位置する北アルプス・立山連峰の峰で、日本百高山のひとつ。
剱沢を挟んで剱岳と正対する稜線上のピークで、別山乗越に立つ剱御前小舎のすぐ上にあり、「剱岳の絶好の展望台」として知られる山岳写真の名所剱岳本峰のような鎖場はなく、室堂から雷鳥沢・雷鳥坂を登って山頂を往復できる、立山連峰の中では比較的登りやすい一座公共交通では立山黒部アルペンルートで室堂まで入り、そこから歩いて登る

起点は立山黒部アルペンルートの室堂(標高約2,450m)で、室堂ターミナルからミクリガ池・雷鳥荘を経て雷鳥沢キャンプ場(浄土橋)へ下り、雷鳥坂の急登を登って別山乗越(剱御前小舎・標高約2,750m)へ。乗越から尾根づたいに約20〜30分で剣御前の山頂に立つ室堂から剣御前まで登り約3時間、下り約2時間30分で、健脚なら日帰りも可能だが、剱御前小舎や雷鳥沢で1泊し別山・剱岳とあわせて歩く登山者も多い
稜線の宿は剱御前小舎(別山乗越・2026年は4月28日〜10月17日宿泊営業・電話予約のみ・℡080-8694-5076〔受付7:00頃〜19:50頃〕)。適期は残雪が落ち着く7月中旬〜10月上旬で、それ以前の残雪期は雷鳥坂の雪渓通過に前爪アイゼン・ピッケルが必要。別山乗越から先の別山・剱沢・剱岳方面はより上級のルートで、本記事の対象は室堂からの剣御前往復。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口(室堂)までのアクセス

  1. 【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂
  2. 【帰り】室堂 → 美女平 → 立山駅

1.【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂

富山側の起点は富山地方鉄道の立山駅で、立山ケーブルカーで美女平へ(約7分・1,090円)、美女平で立山高原バスに乗り継いで室堂へ(約50分・3,000円)美女平が乗継ハブで、ケーブルとバスを乗り継ぐ全行程は下表の接続のとおり。室堂ターミナルがそのまま登山の起点となる。

運行期間:通常ダイヤ 2026年4月15日〜11月3日(年度PDF)。

時刻表①:立山駅 →(ケーブル)美女平 →(高原バス)室堂(往路・接続)

立山駅→室堂 約1時間10分・ケーブル1,090円+高原バス3,000円。美女平で乗継。最新は公式で確認。
立山駅 発(ケーブル)美女平 着美女平 発(高原バス)室堂 着(目安)
▼06:4006:47▼07:0007:50
07:2007:2707:4008:30
08:0008:0708:2009:10
08:4008:4709:0009:50
09:2009:2709:4010:30
10:4010:4711:0011:50
13:0013:0713:2014:10
15:4015:4716:0016:50

▼印=特定運行日のみ(4/15〜5/15、7/18-19、8/11〜15、9/19〜22、10/10-11)。便数は時期で増減するため、登山口着が早い午前便を基本に計画する。

登山口:室堂ターミナルが起点。ターミナルからミクリガ池・雷鳥荘を経て雷鳥沢へ下り、雷鳥坂を登る。マイカー:立山駅前の駐車場に停め、ケーブル+高原バスで室堂へ(室堂はマイカー乗り入れ不可)。

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

2.【帰り】室堂 → 美女平 → 立山駅

下山後は室堂から立山高原バスで美女平へ(約50〜70分・3,000円)、美女平で立山ケーブルカーに乗り継いで立山駅へ(約7分・1,090円)室堂発の最終バスはおおむね17:00頃で、雷鳥坂の下りに時間の余裕をもって早めに行動する

運行期間:通常ダイヤ 2026年4月15日〜11月3日(年度PDF)。

時刻表②:室堂 →(高原バス)美女平 →(ケーブル)立山駅(復路・接続)

室堂→立山駅 約1時間・高原バス3,000円+ケーブル1,090円。美女平で乗継。最新は公式で確認。
室堂 発(高原バス)美女平 着美女平 発(ケーブル)立山駅 着
08:1009:0009:1009:17
10:0010:5011:0011:07
12:0012:5013:0013:07
14:2015:1015:2015:27
16:2017:1017:2017:27
◆17:00◆17:50◆18:0018:07

◆印=特定運行日のみ(4/15〜5/15、7/18-19、8/11〜15、9/19〜22、10/10-11)。最終便を逃さないよう余裕をもって下山する。

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

登山ルートと安全上の注意

ルート(室堂〜雷鳥坂往復):室堂ターミナル → ミクリガ池・雷鳥荘 → 雷鳥沢キャンプ場・浄土橋(約45分・標高差約200mの下り)→ 雷鳥坂の急登 → 剱御前小舎・別山乗越(約2時間・標高差約500m)→ 剣御前山頂(約20〜30分)。室堂から剣御前まで登り約3時間、下り約2時間30分。室堂の朝一番の便で入れば日帰りも可能だが、最終バスに余裕をもって行動する。

宿泊:別山乗越に剱御前小舎(標高約2,750m・2026年4月28日〜10月17日宿泊営業・電話予約のみ℡080-8694-5076〔7:00頃〜19:50頃〕・4〜6月は宿泊料金+1,500円)。テント泊は乗越から剱沢へ下った剱沢キャンプ場、または室堂側の雷鳥沢キャンプ場を利用する。剱御前小舎は剱岳の好展望地で、剱岳・別山・剱沢へ向かう登山者のベース基地になっている。

雷鳥坂:雷鳥沢から別山乗越までの登りは標高差約500mの長い急登で、本コース最大の頑張りどころ。残雪期(おおむね6月まで)は雷鳥坂に雪渓が残り、滑落のおそれがあるため前爪アイゼン・ピッケルと滑落停止技術が必要。

剣御前の山頂:別山乗越から尾根づたいに登ると剣御前の山頂に出る。剱沢を挟んで剱岳が大きく望め、立山・後立山連峰・毛勝三山まで見渡せる大展望。稜線は遮るものがなく、強風・落雷・ガス(濃霧)時は注意し、視界不良時は無理をしない。

別山乗越から先:乗越から北へ別山(南峰2,874m・北峰2,880m)、東へ剱沢を下って剱岳方面へ縦走路が分かれる。剱岳本峰はカニのタテバイ・ヨコバイなど鎖場が連続する国内屈指の難所で、本記事の対象外。剣御前単独であれば鎖場はないが、高山帯特有の天候急変と長い登降に備える。

季節・装備:無雪期の適期は7月中旬〜10月上旬。室堂は標高約2,450mと高く真夏でも朝晩は冷えるため、雨具・防寒着・帽子・手袋を携行する。ヘッドランプ・地図・十分な水と行動食も必須。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防・救助)へ。富山県警察山岳警備隊が立山・剱エリアを管轄する。室堂・剱御前小舎で最新の登山道・気象情報を確認してから入山する。

Photo by Alpsdake / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

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