目次

別山

時刻表確認 2026/06/14
別山
🚃 公共交通で行ける
体力度未整備
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう 季節限定アクセス
玄関駅 立山駅  →  登山口 室堂
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

別山(べっさん、標高2880m)は富山県の立山連峰にあり、立山(雄山)の北の稜線にそびえる日本百高山のひとつ。
南峰(2874m・別山神社の祠と二等三角点)と最高点の北峰(2880m)からなる双耳峰で、鞍部には高所の池・硯ヶ池がある。浄土山・雄山とともに「立山三山」を成し、北峰からは剱沢を隔てて剱岳の雄姿を間近に望む屈指の展望地で、剱岳が登れなかった時代には山頂に剱岳の遥拝所が置かれた登山口は立山黒部アルペンルートの室堂(標高2450m)で、室堂までは公共交通機関だけで上がれる

富山地方鉄道・立山駅から立山ケーブルカー(約7分)で美女平へ、立山高原バス(約50分)に乗り継いで室堂ターミナル(標高2450m)へ室堂から雷鳥沢・雷鳥坂を経て別山乗越(剱御前小舎・2750m)に上がり、別山の山頂を踏むのが最短ルートで、登り片道約3時間30分〜4時間雄山・大汝山・真砂岳を縦走してから別山に立つ「立山三山周回」も人気で、室堂を起点に1日(約6〜8時間)または山小屋1泊で歩く
稜線の拠点は別山乗越に立つ剱御前小舎(電話予約制・℡080-8694-5076・2026年は4月28日〜10月17日営業)。適期は残雪が消える7月中旬〜10月上旬で、それ以前は雷鳥坂や別山乗越直下に雪渓が残りアイゼン・ピッケルが必要。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口までのアクセス

  1. 【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂(登山口)
  2. 【帰り】室堂(登山口) → 美女平 → 立山駅

1.【行き】立山駅 → 美女平 → 室堂(登山口)

登山口の室堂(標高2450m)へは、富山地方鉄道・立山駅から立山ケーブルカー(約7分)で美女平へ上がり、立山高原バス(約50分)に乗り継ぐ。ケーブルカーと高原バスは乗り継ぎダイヤで運行される。立山黒部アルペンルートは通年マイカー乗り入れ不可で、室堂まではこの交通機関が唯一のアクセス(2026年の運行期間は4月15日〜11月30日、室堂までの通常ダイヤは4月15日〜11月3日)。運賃は立山駅〜室堂が片道4090円(ケーブルカー1090円+高原バス3000円)。

バス時刻表①:立山駅 → 美女平 → 室堂(立山ケーブルカー+立山高原バス・往路)

2026年4月15日〜11月3日の通常ダイヤ。美女平で乗り継ぎ。所要 立山駅〜室堂 約1時間10分。▼印=特定運行日のみ(4/15〜5/15, 7/18-19, 8/11〜15, 9/19〜22, 10/10-11)。最新は公式で確認。
立山駅 発(ケーブル)美女平 着美女平 発(高原バス)室堂 着
▼6:406:47▼7:007:50
7:207:277:408:30
8:008:078:209:10
8:408:479:009:50
9:209:279:4010:30
10:0010:0710:2011:10
10:4010:4711:0011:50
11:4011:4712:0012:50
13:0013:0713:2014:10
15:00(最終)15:0715:2016:10

始発(立山駅6:40発・室堂7:50着)に乗れば、別山乗越経由の最短ルートでも日帰りで山頂を往復できる。室堂は人気が高く、夏山シーズンや紅葉期は始発の乗車券が早朝に売り切れることがあるため、前日までのきっぷ事前予約(WEBチケット)を利用すると確実。

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

2.【帰り】室堂(登山口) → 美女平 → 立山駅

下山後は室堂ターミナルから立山高原バス(約50分)で美女平へ下り、立山ケーブルカー(約7分)に乗り継いで立山駅へ戻る。運賃は片道4090円。室堂発の最終便は時期により変動するため、別山乗越からの下りに時間がかかることを見込み、余裕を持って最終便に間に合わせる

バス時刻表②:室堂 → 美女平 → 立山駅(立山高原バス+立山ケーブルカー・復路)

2026年4月15日〜11月3日の通常ダイヤ。美女平で乗り継ぎ。所要 室堂〜立山駅 約1時間10分。◆印=特定運行日のみ(4/15〜5/15, 7/18-19, 8/11〜15, 9/19〜22, 10/10-11)。最新は公式で確認。
室堂 発(高原バス)美女平 着美女平 発(ケーブル)立山駅 着
8:10(始発)9:009:109:17
9:2010:1010:2010:27
10:4011:3011:4011:47
12:0012:5013:0013:07
13:4014:3014:4014:47
15:0015:5016:0016:07
16:2017:1017:2017:27
◆17:00◆17:50◆18:0018:07

参考:[立山黒部アルペンルート 時刻表]

別山の登山ルートとコースタイム

ルート①:雷鳥坂ルート(最短・往復)
室堂ターミナル(2450m) → みくりが池 → 雷鳥沢キャンプ場(2280m/約1時間) → 雷鳥坂の登り(約1時間50分) → 別山乗越・剱御前小舎(2750m) → 別山 南峰(2874m/約30分) → 別山 北峰(2880m/約10分)。登り片道の合計は約3時間30分〜4時間。雷鳥沢へいったん下ってから雷鳥坂を登り返す行程で、別山乗越までの標高差約470mのザレた登りが核心。別山乗越で剱岳側の展望が一気に開け、稜線をたどると南峰の別山神社、さらに北へ進むと最高点の北峰に着く。下りは往路を戻る。

ルート②:立山三山周回(雄山・大汝山経由)
室堂 → 一ノ越(約1時間) → 雄山(3003m/約1時間) → 大汝山(3015m・立山連峰最高点) → 富士ノ折立 → 真砂岳(2861m) → 別山 → 別山乗越 → 雷鳥坂 → 雷鳥沢 → 室堂。1周の総コースタイムは約6〜8時間で、健脚なら日帰り、ゆとりを持つなら別山乗越か室堂周辺の山小屋で1泊する。立山三山をすべて踏める王道ルートで、雄山〜富士ノ折立は岩稜帯の歩きとなる。時計回り(雄山先)・反時計回り(別山先)のどちらでも歩ける。

山小屋・宿泊

剱御前小舎(つるぎごぜんごや・別山乗越 2750m):別山に最も近い稜線の山小屋で、雷鳥坂ルート・剱岳方面・立山三山縦走の交差点に立つ。電話予約制(℡080-8694-5076)。2026年の営業は4月28日〜10月17日。料金は1泊2食14000円/素泊まり11000円(4〜6月は各+1500円)。

内蔵助山荘(くらのすけさんそう・真砂岳の東 2760m):立山三山周回で雄山側から縦走する際の宿。完全予約制で1泊2食13200円、営業は概ね7月中旬〜9月下旬(連絡所℡076-482-1518)。

室堂周辺の拠点:みくりが池温泉・雷鳥荘・雷鳥沢ヒュッテなどの山小屋と雷鳥沢キャンプ場があり、室堂を起点にした前泊・後泊やテント泊の拠点になる。いずれも公式サイトで予約・営業期間を確認する。

危険箇所・装備・適期

難易度:別山そのものには鎖場やハシゴはなく、立山連峰のなかでは比較的登りやすい。隣の剱岳のような難所(カニのタテバイ等)はない。ただし全行程が森林限界より上の高所のため、油断は禁物。

雷鳥坂:別山乗越までの標高差約470mの長い登りで、ザレ・浮石が多い。雨天時は滑りやすく、下りでの転倒に注意。

稜線の気象:別山乗越から先の稜線は強風・落雷・急なガスにさらされる。ガス時はルートを見失いやすいので、地図・コンパス(GPS)を携行し、雷の予兆があれば稜線を避ける。

残雪:6月〜7月上旬は雷鳥坂や別山乗越直下に雪渓が残り、軽アイゼン・ピッケルが必要。雪の状況は剱御前小舎や室堂のターミナルで確認する。

高山病:室堂(2450m)からほとんど標高を稼いだ状態で一気に2880mへ登るため、高山病に注意。こまめな水分補給とペース配分を心がける。

適期・装備:適期は7月中旬〜10月上旬。高山植物は7〜8月、紅葉は9月下旬〜10月上旬が見頃。雨具・防寒着・帽子・手袋・ヘッドランプ・行動食を必ず携行する(夏でも稜線は冷え込む)。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防)へ。富山県警察山岳警備隊が立山・剱岳エリアを担当する。入山届(登山届)を必ず提出し、室堂や剱御前小舎で最新の登山道・気象情報を確認する。

Photo by Naokijp / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

次に登るならこの山

雨飾山 日本百名山
初級泊まりコースタイム 7時間58分14.24 km
越後駒ヶ岳 日本百名山
中級🚃東京 4時間31分泊まりコースタイム 8時間11分14.82 km
火打山 日本百名山
中級泊まりコースタイム 9時間00分
鳳凰山 日本百名山
中級🚃東京 2時間30分泊まりコースタイム 10時間00分

登頂したら、スタンプを押そう