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黒法師岳

時刻表確認 2026/06/14
黒法師岳
🚃 公共交通で行ける
体力度未整備
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう
玄関駅 入山口  →  登山口 入山口
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

黒法師岳(くろぼうしだけ、標高2,068m)は静岡県浜松市天竜区と川根本町の境にそびえる南アルプス深南部の山で、日本三百名山のひとつ。
山頂には柱石上面に「×」印が刻まれた珍しい一等三角点があり、国土地理院の地形図に名のある標高2,000m超の山では日本最南端にあたる登山口まで通う定期バスがなく、深い原生林とシャクナゲの稜線が続く静かな秘峰で、登山者を選ぶ上級の山一般的なのは水窪側の戸中山林道から麻布山・バラ谷の頭を越えて登るルートで、川根本町側の寸又峡温泉から前黒法師岳を経る長大なルートもある

⚠ アクセス上の注意(深南部の秘峰):黒法師岳は登山口まで通う路線バスがなく、林道も崩落・通行止めが起きやすい。水窪側の戸中山林道はマイカーまたはJR飯田線・水窪駅からのタクシーでゲートまで入り、そこから歩く(林道の通行可否は事前に浜松市・地元で要確認)。公共交通で近づけるのは川根本町側の寸又峡温泉(大井川鐵道・千頭駅からバス)だが、そこから黒法師岳までは前黒法師岳を越える非常に長い縦走で、健脚・上級者向け。山中に営業小屋はなく、テント泊または避難を前提とした装備が必要。水場も乏しいため、十分な水と食料、地形図・GPS・ヘッドランプを携行する。

起点は水窪側=戸中山林道のゲート(水窪ダムから車で約20分)、または川根本町側=寸又峡温泉。水窪側はゲート → 麻布山登山口 → 麻布山(1,685m)→ 前黒法師山 → バラ谷の頭(2,010m)→ 黒法師岳と長い稜線をたどり、日帰りは健脚向け、実際はバラ谷の頭付近で1泊するプランが多い。寸又峡側は寸又峡温泉から前黒法師岳(1,943m)を経てさらに奥へ進む超ロングコースで、1泊以上が前提。適期は残雪が消える初夏〜晩秋で、深南部は積雪期・残雪期の難度が一気に上がる。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口へのアクセス

  1. 【行き】入山口(水窪駅/寸又峡温泉)へ
  2. 【帰り】寸又峡温泉 → 千頭駅

1.【行き】入山口(水窪駅/寸又峡温泉)へ

水窪側(主ルート):JR飯田線の水窪駅が最寄りだが、戸中山林道の登山口まで通うバスはない。水窪駅からタクシー、またはマイカーで水窪ダム経由で戸中山林道へ入る(林道ゲートまで車、以降は徒歩)。寸又峡側:大井川鐵道の千頭駅前から大井川鐵道バス「寸又峡線」で寸又峡温泉へ(約38分・1日6便)。寸又峡温泉が前黒法師岳経由ルートの起点となる。下表は寸又峡線の時刻。

バス時刻表①:千頭駅前 → 寸又峡温泉(大井川鐵道バス 寸又峡線・往路)

千頭駅前→寸又峡温泉入口 約38分・1日6便。最新・運賃は公式で確認。水窪側登山口へのバスは無く、水窪駅からはタクシー利用。
千頭駅前 発寸又峡温泉入口 着
05:50(始発)06:28
07:3008:08
09:1009:48
13:0013:38
15:2015:58
17:20(最終)17:58

マイカー:水窪側は戸中山林道沿いの駐車スペース(林道の状況により変動)、寸又峡側は寸又峡温泉の駐車場を利用する。林道の通行止め情報は事前に確認する。

参考:[大井川鐵道 バス時刻表]

2.【帰り】寸又峡温泉 → 千頭駅

寸又峡側から下山した場合は寸又峡温泉入口から大井川鐵道バス「寸又峡線」で千頭駅前へ戻る(約38分・1日6便)寸又峡温泉発の千頭駅前行きは始発6:37・最終18:02。水窪側は手配したタクシーまたはマイカーで戻る。深南部は行程が長いので、最終便に十分な余裕をもって行動する。

バス時刻表②:寸又峡温泉 → 千頭駅前(大井川鐵道バス 寸又峡線・復路)

寸又峡温泉入口→千頭駅前 約38分・1日6便。最新・運賃は公式で確認。
寸又峡温泉入口 発千頭駅前 着
06:37(始発)07:15
08:2209:00
10:0210:40
13:4714:25
16:2217:00
18:02(最終)18:40

参考:[大井川鐵道 バス時刻表]

登山ルートと安全上の注意

水窪ルート(戸中山林道・主ルート):戸中山林道ゲート → 麻布山登山口 → 麻布山(1,685m)→ 前黒法師山 → バラ谷の頭(2,010m)→ 黒法師岳。原生林とシャクナゲの長い稜線をたどり、ゲートからの往復は健脚で約8〜9時間。日帰りは健脚者に限られ、実際はバラ谷の頭付近でテント泊する1泊2日が安心。

寸又峡ルート:寸又峡温泉 → 前黒法師岳(1,943m)→ さらに奥の稜線を進んで黒法師岳。距離が非常に長く、1泊以上を要する上級縦走。前黒法師岳までで引き返す登山者も多い。

山小屋・水場:山中に営業小屋はなく、宿泊はテント泊が基本。水場は乏しく、行動水は事前に十分用意する。悪天時の退避先も限られるため、天候判断を慎重に行う。

林道・通行止め:深南部の林道は崩落・落石による通行止めが頻発する。戸中山林道など各林道の最新の通行可否を、浜松市や地元観光協会で事前に確認する。

三角点:山頂の一等三角点は柱石上面に通常の「+」ではなく「×」が刻まれた全国的にも珍しいもので、黒法師岳の名物。

気象・装備:標高2,068mだが深南部は奥深く、天候の急変・強風・寒さ・道迷いに備える。地形図とコンパス(GPS)、ヘッドランプ、雨具・防寒着、テント泊装備を携行する。適期は残雪が消える初夏〜晩秋。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防・救助)へ。静岡県警察が本山域を管轄する。携帯電話の通じない区間が長いため、登山届の提出と複数人での行動を心がける。

Photo by Koda6029 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

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