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奥茶臼山

体力度 4 · 中級時刻表確認 2026/06/14
奥茶臼山
🚃 公共交通で行ける · 中級 · ある程度歩ける人向け
中級
体力度4/10
技術度未整備
コースタイム 未整備距離 未整備累積標高 未整備
アクセスのしやすさ ふつう
玄関駅 飯田駅  →  登山口 しらびそ高原
公共交通 1 ルート
「書」= 書籍由来のデータ(順次、自社の実測・調査値へ置換中)。距離・累積標高・コースタイムは地図ルートからの自社実測/推定。

奥茶臼山(おくちゃうすやま、標高2474m)は長野県飯田市と大鹿村の境にある赤石山脈(南アルプス)西側の山で、日本三百名山のひとつ。
しらびそ峠から尾高山を経て奥茶臼山へ続く長い尾根は、シラビソやコメツガの深い原生林に覆われ、倒木帯を縫って歩く静かなルート。山頂のテレビ平からは聖岳・赤石岳など南アルプス主稜の大展望が広がる標高差は約650mだがアップダウンが多く、しらびそ峠からの往復で約8時間を要する健脚向けの日帰り(前泊推奨)ルート
玄関口はしらびそ高原。飯田駅から遠山郷へバスで入り、しらびそ高原まではタクシーで上がる

【アクセスの注意(2026年時点)】
登山口のしらびそ峠(標高1833m)へは公共交通機関が通じておらず、飯田駅から遠山郷(かぐらの湯)までバスで入り、そこからタクシーでしらびそ高原・しらびそ峠へ上がるのが基本(飯田ICからマイカーで約1時間15分)。しらびそ高原天の川(宿)に前泊し、翌朝しらびそ峠から歩き始めるのが現実的。しらびそ高原への道路は冬期(12月〜3月頃)通行止めとなる。最新の道路・宿・バス・タクシーの状況は必ず事前に確認する。

奥茶臼山は南アルプス深南部の前衛にあたり、登山道はしらびそ峠から尾高山までは整備が良いが、尾高山を過ぎると倒木が増え、岩本山から先はコースタイム通りに進みにくい。適期は道路が開通し宿が営業する6月〜10月で、それ以外は積雪・通行止めのため一般登山には適さない。前泊を前提に、ヘッドランプを備えて早立ちする。

*情報最終確認日:2026年6月14日

登山口までのアクセス

  1. 【行き】飯田駅 → 遠山郷(かぐらの湯) → しらびそ高原
  2. 【帰り】しらびそ高原 → 遠山郷(かぐらの湯) → 飯田駅

1.【行き】飯田駅 → 遠山郷(かぐらの湯) → しらびそ高原

JR飯田線の飯田駅前から信南交通「遠山郷線」バスで道の駅遠山郷(かぐらの湯)へ向かう(通年運行)かぐらの湯から登山口のしらびそ峠・しらびそ高原まではタクシーで約40分。公共交通は遠山郷までで、その先はタクシーまたはマイカーとなる。バスが午後着のため、しらびそ高原天の川などに前泊し、翌朝タクシーでしらびそ峠へ上がって歩き始めるのが現実的。
タクシー・宿の手配:遠山郷観光協会や宿(しらびそ高原天の川 ℡050-3583-2302/冬期休業)で、遠山郷〜しらびそ高原のタクシーや送迎の可否を事前に確認する。

バス時刻表:飯田駅前 → かぐらの湯(道の駅遠山郷・信南交通 遠山郷線)

通年運行・2026年4月1日改正。所要約1時間20分。前夜に遠山郷入りして前泊し、翌朝タクシーでしらびそ峠へ。最新時刻は信南交通公式で確認。
飯田駅前 発かぐらの湯 着
13:3014:53

参考:[信州遠山郷 観光協会] / [しらびそ高原天の川 アクセス]

2.【帰り】しらびそ高原 → 遠山郷(かぐらの湯) → 飯田駅

下山後はしらびそ高原・しらびそ峠からタクシーで道の駅遠山郷(かぐらの湯)へ下り、信南交通 遠山郷線バスで飯田駅前へ戻る。タクシーは事前予約しておく。バスはかぐらの湯発の本数が限られるため、下山時刻に合わせて時刻を確認する。

バス時刻表:かぐらの湯(道の駅遠山郷) → 飯田駅前(信南交通 遠山郷線)

通年運行・2026年4月1日改正。所要約1時間20分。最新時刻は信南交通公式で確認。
かぐらの湯 発飯田駅前 着
8:5510:25
16:2417:32

参考:[信州遠山郷 観光協会]

奥茶臼山の登山ルートとコースタイム

ルート:しらびそ峠からの往復(日帰り・前泊推奨)
しらびそ峠(1833m) → 前尾高山(2089m) → 尾高山(2212m・約2時間) → 奥尾高山(2266m) → 岩本山(2269m) → 奥茶臼山(2474m・尾高山から約2時間)。往復約15.7km・登り約1202mで、行動時間は約8時間(休憩込みで10時間前後)。しらびそ峠から尾高山まではよく整備されたハイキング道だが、尾高山から先は倒木が増え、岩本山を過ぎると倒木帯でコースタイム通りに進みにくい。標高差は約650mと小さいが、アップダウンが多く想像以上に疲れる。山頂のテレビ平(旧電波反射板跡)は開けており、聖岳・赤石岳など南アルプス主稜の展望が広がる。下りは往路を戻る。

長い行程のため、しらびそ高原に前泊して早朝に出発する。日没・倒木帯でのルートロストを避けるため、ヘッドランプ・地形図・コンパス(GPS)を必携する。

山小屋・宿泊

しらびそ高原天の川(長野県飯田市上村・しらびそ峠の南へ徒歩約10分):登山口のしらびそ高原に立つ宿で、前泊・後泊の拠点になる。電話050-3583-2302(営業期間)/0260-31-0036(冬期休業中)。冬期(12月〜3月頃)は休業し、しらびそ高原への道路も通行止め。

登山道上に山小屋・水場はない。奥茶臼山のルートは日帰り前提で、途中に営業小屋や水場がないため、必要な水・行動食はすべて持参する。トイレもしらびそ高原で済ませておく。

遠山郷側の宿:かぐらの湯(道の駅遠山郷)周辺にも宿泊施設があり、バス到着後に前泊して翌朝タクシーでしらびそ高原へ上がる計画も組める。

危険箇所・装備・適期

難易度:鎖場や岩場はないが、しらびそ峠から奥茶臼山までの長い尾根は行動時間約8時間と長く、倒木帯でペースが落ちやすい。体力と時間管理を要する健脚向けの日帰りルートで、前泊が前提となる。

倒木帯・ルートロスト:尾高山から先、特に岩本山以降は倒木が多く、踏み跡が分かりにくい箇所がある。ガスや残雪で道を見失わないよう、地形図・コンパス(GPS)を携行し、こまめに現在地を確認する。

アクセスの制約:しらびそ峠へは公共交通がなく、遠山郷からタクシーまたはマイカーに限られる。しらびそ高原への道路は冬期通行止め。前泊・タクシーの手配と道路状況を事前に確認する。

水・トイレ:登山道上に水場・トイレ・営業小屋はない。十分な水と行動食を持参し、トイレはしらびそ高原で済ませる。

適期・装備:適期は道路が開通し宿が営業する6月〜10月(紅葉期が快適)。雨具・防寒着・ヘッドランプ・十分な水と行動食を携行し、登山計画書を必ず提出する。早立ちで日没前の下山を徹底する。

緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防・救助)へ。
・飯田警察署 0265-22-0110

Photo by Alpsdake / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

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