三十三間山
三十三間山は福井県三方上中郡若狭町と滋賀県高島市の境に位置する標高842mの山です。関西百名山・近畿百名山の一つで、京都・三十三間堂の棟木をこの山から切り出したという伝説が山名の由来です。山頂直下には熊笹とススキの大草原が広がり、若狭湾や琵琶湖、遠く白山まで見渡せる展望が魅力です。
登山口は若狭町倉見集落の倉見登山口(駐車場・トイレあり)です。公共交通ではJR小浜線 十村(とむら)駅から倉見登山口まで徒歩約40分。倉見集落へ向かう町営バス・タクシーは便数が限られるため、最新の運行は若狭町・レインボー観光で確認してください。山頂までは登り約2時間、往復で約4時間の日帰り登山が可能です。
*時刻表最終確認日:2026年06月14日
登山口へのアクセス方法
1.【行き】十村駅 → 倉見登山口
登山口 = 倉見登山口(若狭町倉見集落の南端・駐車場とトイレあり、標高約100m)。
JR小浜線の十村駅で下車し、倉見集落を経て倉見登山口まで徒歩約40分です。十村駅は無人駅で、本数の少ないローカル線のため、事前に小浜線の時刻を確認しておきましょう。
徒歩 : 十村駅 → 倉見登山口 約40分(約2〜3km)
倉見集落へは若狭町営バス(あいあいバス)やタクシーの利用も考えられますが、登山に使える便は限られます。タクシーを利用する場合は最寄りの上中駅・三方駅周辺の事業者へ事前予約がおすすめです。マイカーの場合は国道27号から倉見登山口の駐車場へ入れます。
2.【帰り】倉見登山口 → 十村駅
下山後は往路を戻り、倉見登山口から十村駅まで徒歩約40分です。JR小浜線は本数が少ないため、下山時刻と列車の時刻に余裕をもって行動してください。
徒歩 : 倉見登山口 → 十村駅 約40分
3. 三十三間山の登頂ルート・コースタイム
倉見登山口から沢沿いの道を進み、最終水場を過ぎて杉林・アカマツ林の中を登ります。尾根上の「夫婦松」展望所からは三方五湖が一望でき、さらに登ると山頂直下の大草原(風の杜)に出ます。草原から緩やかにひと登りで山頂です。
● 標準ルート(倉見登山口 → 夫婦松 → 大草原 → 山頂)の往復
登山口 →(沢沿い・最終水場)→ 夫婦松展望所 →(急登)→ 大草原(風の杜)→ 三十三間山 山頂。山頂往復が基本ですが、北の轆轤山へ足を延ばし倉見へ戻る周回ルートもあります。
主な区間の標準コースタイム(無雪期の目安)
- 倉見登山口 → 夫婦松展望所 : 約1時間
- 夫婦松展望所 → 大草原 → 三十三間山 山頂 : 約1時間
- 山頂 → 倉見登山口(下り) : 約1時間30分
登り約2時間・下り約1時間30分で、休憩を含め往復約4時間の日帰り登山です。
展望
山頂直下の大草原は熊笹とススキに覆われ、眼下に若狭湾、東に琵琶湖、晴れた日には遠く白山まで見渡せる、関西屈指の草原の展望地です。1832年建立の風神の石塔も残ります。
4. 季節・緊急連絡先
登山適期・装備
- 適期は春(新緑)〜秋(ススキ)。倉見登山口にトイレ・駐車場があります。水場は沢沿いに最終水場が1か所あるのみのため、飲み水は十分に持参してください。
- 冬季は積雪・凍結があり、軽アイゼン等の装備と経験が必要です。
緊急連絡先
- 福井県警 山岳遭難・小浜警察署:0770-52-0110
- 若狭町 観光:0770-45-9111(若狭町役場)
- 遭難・事故時:110番(警察)/119番(消防・救助)。登山届を提出してください。
Photo by TR15336300101
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