半作嶺
半作嶺(はんさみね、標高894m)は和歌山県田辺市にある大塔山系の山で、関西百名山のひとつ。
半作峠から派生する尾根上にとがった岩峰を連ねる小さな山で、山頂近くにはロープ場の続く急登やアスレチックのような岩稜があり、横から見ると人の横顔に見える「女神の横顔」と呼ばれる岩でも知られる。標高は低いが変化に富み、山頂からは大峰山脈の主稜線を望む。隣の三ッ森山と結んで歩く縦走も人気。公共交通は乏しく、JR紀伊田辺駅からタクシーかマイカーで半作峠の登山口へ向かう。
登山口は田辺市の山間部、林道沿いの半作峠で、峠の手前に数台分の駐車スペースがある。ここから半作嶺を往復するコースタイムは約1時間50分、距離約2.4km、累積標高差約270mと短いが、尾根に出てからはロープ場の急登が続く変化に富んだ道。半作峠から反対の右手の稜線をたどれば三ッ森山へ縦走でき、さらに百間山まで結ぶロングコースも組める。
営業小屋や水場はなく日帰りで歩く。岩稜やロープ場があり、雨後は滑りやすいので注意する。集落から登山口までの林道は急峻で道幅も狭く、降雪時や悪天候時は通行に注意が必要。適期は新緑〜初夏(5月)と紅葉(11月)。最新の林道状況は田辺市で確認する。
登山口までのアクセス
1.【行き・帰り】紀伊田辺駅 ⇄ 半作峠(登山口・タクシー/マイカー)
拠点はJRきのくに線(紀勢本線)の紀伊田辺(きいたなべ)駅だが、半作峠の登山口まで向かう路線バスはなく、駅からタクシーかマイカーを利用する。紀伊田辺駅から半作峠まではかなりの距離があり、タクシーは長距離・要予約となるため、料金と配車を事前に確認する。下山時刻に合わせた迎えの予約もしておくと安心。
① 林道に注意:集落から登山口までの林道は急峻で道幅も狭く、すれ違いに注意する。降雪時や雨天後はスリップ・落石のおそれがあるため、無理をしない。
② マイカー:半作峠の手前に数台分の駐車スペースがある(満車時は路肩駐車となる)。和歌山方面からは阪和自動車道・紀勢自動車道を経由する。
③ 問い合わせ:林道の通行状況や登山道の最新情報は田辺市(観光・林務担当)で確認する。
参考:[田辺市]
登山ルートと安全上の注意
ルート:半作峠(登山口)から尾根づたいに半作嶺を往復するのが基本で、コースタイム約1時間50分・距離約2.4km・累積標高差約270m。短いが山頂近くはロープ場の急登が続く。半作峠から反対側の稜線をたどると三ッ森山へ、さらに百間山へと縦走するロングコースも組める。
岩稜・ロープ場:とがった岩峰を越える道にロープ場や痩せ尾根があり、滑落に注意する。雨後や濡れた岩は特に滑りやすい。三点支持で慎重に通過する。
女神の横顔:稜線上には横から見ると人の横顔に見える岩「女神の横顔」があり、半作嶺の名物。展望地からは大峰山脈の主稜線を望む。
アクセス・林道:公共交通はなく、紀伊田辺駅からタクシーかマイカー。集落から登山口の林道は急峻で狭いため、運転と通行止めに注意する。
季節・装備:営業小屋・水場はないため飲料水を持参する。適期は5月の新緑と11月の紅葉。地形図とコンパス(GPS)、雨具、ヘッドランプを携行し、低山でも道迷い・日没に注意する。
緊急時:遭難・事故時は110番(警察)・119番(消防・救助)へ。登山届を必ず提出する。
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